休職③~初診から休職まで~

起きれない

ある日の朝、体が鉛のように重く、起き上がることが難しくなってしまった。

朝のMTGは自宅からリモート参加。

午後にクライアントとの重要会議があったため、気力を振り絞り、何とか着替えて電車に乗った。運良く座れたのだが、真っ先にスマホ心療内科を予約した。

初診

会議終了後、クライアント先と自宅までの中間駅にある心療内科に直行。

  • 問診表に記入(50項目ぐらい)
  • 血液検査
  • 心理テスト(木を描く)

結果、

  • うつ症状がはっきり出ている
  • セロトニンの不足は認められない
  • 木を描くテストでは、寂しい感じ(木の葉っぱや果実が豊富だと良い傾向らしい)

ということで、休みたければ、その旨の診断書を書くと先生は言ってくれたが、私はまだ粘りたかったため、「業務量調整」の診断書を受け取った。(後から考えると、これは何の役にも立たなかった。診断書発行料4,000円の無駄。)

そして、抗うつ剤(トリンテックス)と睡眠薬トラゾドン)を処方してもらったのだが、「飲んだら後戻りできない」と服用しなかった。後日後述するつもりだが、これが判断ミスだったかもしれない。

再診

2週間ほど経過した後、症状(服薬もしていないので当然だが)や仕事の状況に改善は見られず、詳細は割愛するが、クライアントから私の心を折る決定打を打たれてしまい、このまま職務を遂行することは不可能と判断した。

当日の夕方に再診にかかり(というか駆け込み)、今度は「1~2か月程度の休務を要する」旨の診断書を書いてもらった。(更に4,000円。。。)

休務

翌朝に上司に報告・休務のお願いをした。

この後、上司には多大な迷惑を掛けることになるのだが、この時およびその後も、私を責めることなく、労りの言葉をかけて下さった。上司および同僚には、お詫びと感謝をしてもしきれない。

翌日に産業医と面談し、制度や手続きの説明を受け、そのまま休務に入った。

 

次回は、休職に入ってからの過ごし方について、複数回にわたってまとめる。